積水ハウスの株主優待

積水ハウスは住宅大手ですが、株主優待は別に住宅関係ではありません。毎年1月末に1000株以上を保有している株主に対して、魚沼産コシヒカリ5kgが秋に送られます。どうして住宅会社なのに全く住宅と関係のないお米を株主優待にしているのでしょうか。もちろん真意は会社に聞いてみないと分かりませんが、一般的な考え方としては、株主優待とはその株の魅力の底上げを行い、短期的な価格変動で売買して利ざやを得ようとするいわゆるデイトレーダーのような人を相対的に減らし、日々の価格変動に一喜一憂することなく安定して長期に保有してもらえる人を相対的に増やしたい、自社のファンになってくれる人をできるだけ増やしたいという会社の思惑があります。
一方で、そのために株主優待を行う場合、当然ながら自社で製造している商品、提供しているサービスを贈るのが最も効率的ですし、自社のアピールにもなるのはいうまでもありません。
しかし、積水ハウスのような住宅会社の場合、それが難しいのは少し考えれば分かるでしょう。まさか住宅を提供するわけにもいきませんし、一定の割引券などを提供しても、それはとうてい毎年使うようなものでもないでしょう。自社製品そのものあるいは自社製品の割引などを提供することでは、株式の魅力の安定的底上げが難しいような会社だということです。そのためやむを得ずお米という、ほぼ誰にでも喜ばれるような商品を提供することにしたのだと考えられます。

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