純資産総額と基準価額

投資信託を始める際に、確認しておくべき点に純資産総額と基準価額があります。純資産総額とは投資信託の財産合計のことを指します。株式、債券、現金などの資産から負債を差し引くことで総額を算出することができます。この金額によって投資信託の規模がどれほどかを見ることができます。基準価額とは一口当たりの価格になります。株であれば株価、FXであれば為替レートと呼ばれています。基準価額は純資産総額を総口数で割ることで算出されます。この2つの数値を理解することで今後購入するべきか否かを判断することもできます。

基準価額は1日に1回更新されます。投資されている株式や債券の終値や株価を集計し配当金や利息を足し、運用手数料を差し引くことで、その日の純資産総額が算出されます。その後、総口数で割って算出された金額がその日の基準価額となります。この価格は売り手や買い手などによって変動する株価とはことなり、買い手売り手の需要に影響されません。投資信託に関わる株や債券は1つだけではなく複数に及ぶため、すべての価格算出にはとても時間がかかり、煩雑になります。そのため1日に1度だけ基準価額が更新されることになっています。

基準価額は投資信託をする際にそれほど重要な数値とはなりません。もちろん、将来的に売却さるさいにはこの基準価額が購入時よりも高くなければ利益を受け取ることはできません。基本的に長期的なスパンで投資を考える人向けといわれる投資信託ですので、例え一時的に基準価額が下がったとしても、ある程度の期間を待てば高確率での値上がりを期待できます。逆に短期的なスパンで利益回収をめざす投資家にとっては向いていない投資方法です。そのため、株やFXのように常に基準価額を気にする必要はありません。

基準価額よりも購入時に大切になるのは純資産総額です。この数値が過去半年、1年間に減少を続けているならば運用状況が芳しくなく、解約数も多いと考えることができます。例え基準価額が高くても要注意といえます。新しく購入する際には、純資産総額が増加を続ける投資信託を選択することが成功のカギになります。純資産総額が高ければ、安定しているので例え経済危機になり残高が減っても、一定期間が経過すると回復します。

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