毎月分配型のメリットとデメリット

投資信託で生じた利益をどのように利用するかは大きく分けて2つの方法があります。投資資産を大きくして長期的に見た時の利益を増やすか、それとも既に保有する資産から定期的に利益を受け取るかがあります。最近では毎月、分配金を受け取ることができる毎月分配型投資信託が注目を集めています。

簡単に言うと、株や債券の運用で受け取る配当金や利子収入を毎月現金化し投資家に分配することです。しかし利益が生じない時には特別配当金として元本を切り崩して支払われる場合もあります。

最大のメリットは毎月一定額の現金を受け取ることができることです。退職金などある程度大きな資産があるものの、銀行に眠ったままの状態や、どのように運用したらいいか分からないという方が多く利用する傾向があります。既にある自己資産を運用して年金のように毎月受け取り、生活費などに充てることもできます。また一度購入することで、その後の様々な手続きが不要であるので手間が省けます。毎日のチャートチェックや銘柄チェックなどは時間もかかり、エネルギーも必要とされます。それを定期的に続け利益を得るのは大変です。しかし毎月配分型にすれば、そういった手続きもないのでスムーズに毎月の分配金を受け取ることができます。それで、投資資金を増やすことよりも受け取ることにポイント置く人にはおすすめの金融商品です。

一方で分配金を受け取るときに生じる費用が掛かる点はデメリットの一つです。毎月分配型投資信託の場合、保有期間に発生する手数料である信託報酬は約2%です。これが年に1度の分配される場合は信託報酬が1%未満の商品もあります。その差を利益で埋めるのはそれほど簡単ではないと言われています。また、普通分配金と言われる運用利益が分配される場合は、毎回20%の税金がかかることに定められています。受け取った分配金を再投資する目的で使用する場合は、税金で引かれる分の資産が減ってしまいます。毎月一定額の現金を受け取ることはできますが、それが必ずしも利益から支払われているとは限りません。運用利益が出ない時には、特別分配金として元本を切り崩して投資家たちに支払われます。投資資産が減ってしまう危険性も覚えておきたいです。

こうしたメリット、デメリットを比較検証し自分の資産に合った商品を購入することが大切です。

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